おしがくノート

【No.888】慰霊の日

みなさん、おはようございます!ポーランドのアウシュビッツ収容所の空を、今も胸にしっかりと記憶している、おしえるがっこう校長の真崎憲二です。

今回は「慰霊の日」というお話です。
今日、6月23日は沖縄戦で犠牲になった方々を追悼する「慰霊の日」。

教員時代、修学旅行での沖縄での平和学習。沖縄の地上戦を描いたドラマ「さとうきび畑の唄」を観て胸を引き裂かれる思いをし、ひめゆり平和記念資料館での、亡くなった方一人一人の写真や直筆の手紙を見て涙が止まりませんでした。同じ日本人、同じ人間の起こした出来事に対峙したときの人間の残酷さ、悪魔のような醜さを感じた。

戦争という、人間性を奪い、猟奇的とも言える精神状態と、空腹と死の恐怖、わが子や家族、友人が亡くなっていく気が狂うような状況。
逃げのびた防空壕で、集団自決するという地獄絵図。人間がやることとは到底思いたくないものでした。

その人間の悲惨な歴史を目の当たりにした時、本能にも近い、平和を求める感情が沸き起こってきたのを今も覚えています。絶対に戦争をしてはいけない。僕はその時、ホロコースト(大量虐殺)があったナチスドイツのアウシュビッツ収容所に、いつか必ず行かなければならないと思いました。

日本は戦後、平和を取り戻したようにも感じていましたが、いつ日本も戦争に巻き込まれるかわからない状況です。ロシア、ウクライナを始め世界は戦争を繰り返しています。日本人として、過去の歴史を学び、そこから、日本人として、一人の人間としてのアイデンティティを育てていくことが、今ますます求められているように感じています。

今日は沖縄の慰霊の日。

自分事として、もう一度、平和を目指す決意をもって、身近な人を大切に過ごしていきます。
目の前の人を大切にする行動こそが、世界の平和につながると信じて今日も一日過ごしていきます。

今日も読んでいただき、ありがとうございます!

楽しく生きよう^ ^🌸

 

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