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【2022年書籍出版用】おしえるがっこう物語 第一章 ~幼少期時代~

【2022年書籍出版用】おしえるがっこう物語 第一章 ~幼少期時代~

「行動力」が突き抜けた幼稚園時代

幼稚園時代を振り返ったとき、今の自分に役立っているのは「行動力」。なんでもやってみる。とにかく動いてみる。この時期に、私の無限に湧いてくる好奇心やクリエイティブな部分が育ったんだと思います。あれやっちゃだめ、これやっちゃだめと制限をかけまくられていては、おそらく自分のこの個性は死んでしまっていたかもしれません。

好きなだけ砂遊びしたり、泥団子つくったり、かくれんぼしたり、虫を捕まえたり、木に登ったり、ボール遊びしたり、自転車に乗ったり。五感をフルに使って、興味が湧いたものにはすぐに飛びついてなんでもやってみる。個人的な意見になりますが、幼少期には、子どもには子どもらしくいられる時間を認めてあげて欲しいなと思います。大人になった今でも「行動力」がますますパワーアップしているのはこの幼少期に身についたんだと思います。そういう点では、親にはあらためて感謝しています。

「友達を巻き込む力」が培われた小学校時代

小学校時代では、「友達を巻き込む力」が育った。とにかく遊んだ。徹底的に遊んでいた。今思えば常軌を逸するくらいあそんでいた(笑)。朝学校に行っても、グランドで遊んでいたし、2時間目と3時間目の間の20分休みもフル回転で遊んでいた。休職後のお昼休みはもちろん1200%の力で遊びに没頭していました。ドッジボール、サッカー、野球、キックベース、泥棒巡査(岐阜の言い方。通称ドロジュン)、縄跳び、鉄棒、なんでもやっていました。だれから頼まれたわけでもないのに、勝手に仕切って、張り切って遊んでいました。あそぼっけー(これまた方言)と言っては、強引に友達を巻き込み、今思えばぞっとするくらいです。家に帰っても地元の公園で日が暮れるまでずっと遊んでいました。遊びたい欲望まみれの僕は、公園に誰もいないと、みんなの家に行っては必殺「◯◯くん!あ~そぼ!」という今では死後になってしまっているであろうアナログな手法で一緒に遊ぶ友達を集めていました。一緒に遊ぶ友達がいない時は、きまって壁あてをしていました。野球のボールを持って、公民館の壁にボールを投げる。それだけ。一人で2時間も、3時間もやっていました。一人では楽しくないから、今度友達と一緒に遊んでいるときのことをイメージして、自然に現実逃避して遊んでいましたが、やっぱり友達と一緒に遊びたいという気持ちが強くあったのをよく覚えています。

暑い日も寒い日も何にも関係なく。同級生だけでなく年上の人や、年下の子も一緒に遊んでいました。年下の子や女子がいたら、自分たちでハンデを考えてみんなで楽しめるように自然とやっていました。こうして小学校時代をまじめに振り返ってみると、まちがいなく「友達を巻き込む力」が育っていました。ただただ遊びたかった。ただただ楽しいことがしたかった。きっと原動力はそれだけです。あの純粋無垢な欲求が、友達を巻き込む力、一緒に遊ぼう精神ともいうべきものがメキメキと育っていったんだと思います。

みなさんの幼少期はいかがでしょうか?

きっと自分らしさや、あなたの強みはこの時期にすでに身についていたり、その片鱗が見え隠れしていたりしているはずです。自分の良さを生かし、人のお役に立ち、楽しい人生を送るための鍵がこの時期にきっと眠っているはずです。