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【筋肉談】世界で出会ったムキムキな男達〜僕は完全にスイッチを押された〜

【筋肉談】世界で出会ったムキムキな男達〜僕は完全にスイッチを押された〜

【筋肉談】世界で出会ったムキムキな男達〜僕は完全にスイッチを押された〜

世界で出会ったムッキムキ(以下MK)

それを通り越してモッキモキですね。

みんな陽気で優しかった。

僕はそんなMKになりたいと思うし
リスペクトしている。

こんなことを書きながら

いよいよ頭がおかしくなったんじゃないかと

自分でも思っている。

今回は世界で出会ったMK達の実態を

ご紹介します。

MKは優しい

オーストラリアでプロテインを買いにいきました。次のネパールでは絶対に手に入らないと思ったので。

店にはいると早速登場。
期待通りのMK。
タンクトップがお似合いだ。

タンクトップはMKの象徴とも言える。
まるで世界共通のユニフォームのようだ。

プロテインがたくさんあるので
どれにしようか迷っていると
早速話しかけてくる。

『どんなプロテインを探しているんだい?』

さすがMKです。

積極的かつ優しい態度で接してくれる。

近づくことなく距離を保った状態での接客。

そしてどこか余裕すら感じるおおらかな表情。
相手を威圧することなく安心して
MKの世界へと誘うために。

彼らの優しさをじりじりと感じました。

筋肉お世辞

どんなプロテインを探しているのかという

MKの質問に対して僕はこう答えた。

『I wanna get musle body … 』
(僕はムキムキになりたいんだ…)

ここで終わってはいけない。絶対にだ。
ここにわずかな優しさで答えるのが
MKの優しさに対する最高の恩返し。

今まで数々のMKと膝を震わせながら
対面してきたが
英語で世界で通じる『筋肉お世辞』を

僕は編み出したのだ。
1回も外さず喜んでもらえている。

MKにひるむ気持ちを押さえながら

勇気を出してここでも試してみた。

『I wanna get musle body … 』

すこし間をおいてから

『Like you!!』

あなたのようなムキムキになりたいんだ。

そう伝えると百発百中で

『OK~!!』となるのだ。

ニッコニコになって喜んでくれる。
かわいい。
まるで子どものようだ。

絶対に憎めない存在なのだ。

この筋肉お世辞は
MK達と仲良くなるのに最高の武器になります。男女共に様々な場面で力を発揮してくれるでしょう。
ぜひ一度お試しください。

しかし、その時にはすでに

MKへの世界へ一歩踏み込んでいることを
忘れてはいけません。

MKは自信に満ちている

世界中に存在するMK。
いつでもどこでもMKは自信に満ち溢れている。実に素晴らしい。

この時も自信満々にアドバイスをくれた。
4.5kgのプロテインを買おうとしたが
自分の荷物に加えるとおそらく空港での手荷物の重量制限にひっかかる可能性が高い。

その事を相談した。

『ビニルバッグに入れていれば大丈夫さ』

手荷物でプロテインを持てば大丈夫。

とにかくビニルバッグと連発している。
さらにたたみかける。

『今まで自分もMK友達もこの方法で一度も止められたことはないぜ』

『だから絶対に大丈夫だ』

彼らは自信に満ちている。
どこから湧いてくるのか。
瞬く間に彼らのペースだ。

しかしちょっと待て。
このまま飲み込まれて本当に大丈夫か?
一呼吸置くことも時には必要だ。

MKの言葉には妙に説得力があるが

批判的思考でひとまず捉えてみよう。

空港で止められたことがないのは
おそらくMKのその体格からあふれでる

迫力も影響してるだろう。

北斗の拳に出てきそうだ。

もし手荷物で止めようものなら殺される。

プロテインで撲殺される。
おそらく数秒かからないだろう。

僕もまだ生きていたいので
疑うのをやめ僕はお礼だけ伝えた。

【MKの世界はたんぱく質を中心に回っている】
MKは何かあればたんぱく質だ。

バファリンの半分は優しさでできているが

MKの半分はたんぱく質でできている。

MKのもう半分は優しさだ。

言うまでもない。水なんかない。

冗談だ。そろそろ怒られる。

話を戻そう。

僕がお店に行ったときも

カツ丼弁当らしきものを食べていた。

僕はMKのたんぱく質好きを見逃さない。
カツ丼のカツは肉。プロテインの塊だ。

モロッコの宿であったMKも
宿で出される朝食には目もくれず

牛乳と卵とチーズという
プロテインまみれの食事を楽しんでいた。

真っ昼間から宿の屋上で

信じられないテンションで筋トレをしていた。

スロベニアで仲良くなった
元ボディービルダーのイギリス人は
1日6食。

間食にはピーナッツがオススメだと
やはりプロテイン中心の生活を
まざまざと紹介してくれた。

やはりMKの世界はたんぱく質を中心に

回っている。まちがいないだろう。

余談でしかないが、彼は酔っ払った翌朝

全裸で寝ていた。

そこはドミトリーの8人部屋。

女性も寝ていた。

僕は静かに宿を後にしました。

細かいことは気にしないMK

MKの2人はカツ丼を箸を使って
食べていた。

ゴリゴリのMKが箸を使う。
しかもオーストラリア人。
離れて見ると箸ではなくつまようじに見えてくる。

MKマジックだ。

しかし、箸を使ってくれているのは
日本文化を理解してくれているようで
うれしかった。

しばらく迷っていると

『俺の飲んでいるプロテインを飲んでみるかい?』

と勧めてくれた。

間髪入れず『イエス!プリーズ』
の返答だ。

迷ったらアウトだ。
断ろうもんならあの世行きだ。

僕はそれを飲み干した。

甘い。あまりにも甘ったるい。

僕は甘党だがこれは厳しい。

ここで我に帰った。

『しまった。飲んだら最後。買わなければこの店から2度と出ることはできない』

飲んだ自分を悔いた。

しかし、思い直してみる。
MK達はいつだっておおらかだ。
陽気に許してくれるかもしれない。

『また来るよ!』

と言って僕は店を後にした。

『また来いよ!』

と言って陽気に生きて帰してくれた。

買わなくても助かった。

本当によかった。

殺される訳がない。

あたり前だ。

そろそろ本当に怒られる。

おわりに

今回はここまで。

あやうくプロテイン酔いしそうでしたね。
MK達の陽気でやさしさに満ちたエピソード。
あなたもMKに憧れませんか?
あなたもMKになりたくありませんか?

僕はMKへの道に進みます。
早速試練がやってきました。

昨日オーストラリアからネパールに到着。
いまだに僕の荷物が届きません。

その中には4.5kgのプロテインが
入っている。

気が気じゃない。
早くプロテインが欲しい。

はやくMKになりたい。