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あなたは愚痴をがまんしてませんか? ~日本でストレスが溜まる3つの理由~

あなたは愚痴をがまんしてませんか? ~日本でストレスが溜まる3つの理由~

あなたは愚痴をがまんしてませんか? ~日本でストレスが溜まる3つの理由~

『世界屈指のストレス大国』

日本を離れて見えてきた日本の姿です。

僕は日本は大好きです。
世界を旅して数えきれないほど
日本のいい所に気づきました。

しかし、
日本の生活が大変であることも事実です。

ストレスはハンパじゃないです💦

世界の国々と日本の生活を比較して見えてきた

『日本の常識は世界の非常識』

愚痴をがまんしなくていい理由がわかるかもしれません。

今回の内容で、みなさんの生活を愚痴まみれにしたいのではなく、少しでも気持ちが楽になるきっかけになればうれしいです。

(1)他人よりまずは自分を大切にする

日本人の僕には、信じられないほど
海外の人は自分の意思を大切にします。

他人ではなく自分の意思で
イエス、ノーをちゃんと言います。

それに従って自然に行動してます。

周りの様子を伺いながらどうするか決めがちな多くの日本人の常識とは大きく異なります。

自分の意思に関わる時は、いい意味で空気を読みません。周りを気にせず自分の意見を言っているのがよく伝わってきます。

海外の学校では、

『あなたはどう思うか?』

という視点で、授業では頻繁に意見を求められ訓練されています。

成績をつけるレポートも自分の意見を
きちんと述べているかどうか。
これも評価の大きな部分になっています。

日本は、周りを気にするのがあたりまえ

日本では

正解はこれ。

間違えてはいけない。

周りと同じでないといけない。

そんな空気があるのは確かです。

そんな中で、自分の意思をストレートに出すのは難しいですよね。ストレスも溜まります。

ですから、愚痴がこぼれるのも当然かもしれません。

そんな時は愚痴を溜め込むより
聞いてくれる人を持って
吐き出してすっきりしてはどうでしょう。

そして、

周りを気にせず自分を出すことがあっても

時にはいいのではないでしょうか。

(2)貯金より今を楽しむ外国人

海外の人達は、今を楽しむために遠慮なくお金を使います。

そういう人にたくさん出会いました。

だから仕事終わりにふつうに
家族や友達と食事したり
飲みに行ったりしています。

とても楽しそうにしています。

その光景は見ていて気持ちのいいものでした。

『ああ、海外の人達は
こんな風に楽しんでいるのか』

仕事の付き合いや乗り気ではない

そういった食事や飲み会とは全く違いました。

そのほとんどが、

自分が会いたい人

話したい人

一緒にいたい人

との時間である気がしました。

またお金を使う時も、今までは将来の結婚式の費用、車、家を買うため、老後の生活費のことを心配して、楽しむためにお金を使うことをためらう自分がいました。

しかし、海外の多くの人は、自分の趣味にどんどんお金をかけます。例えばギター、スケボー、読書、家族や友達との食事や旅行に惜しみなくお金を使っています。

行きたい国に海外旅行する人にもたくさん出会いました。

だから、プライベートな時間が充実し仕事も頑張れるといういい循環があるように感じました。

先のことより、今を楽しむために
お金を使ってもいいのではないでしょうか。

ある外国人が日本人の僕に言ったセリフが今も頭の残っています。

『Enjoy your life !!』

(3)外国人、仕事の順位はだいぶ下?

多くの国でそう感じましたが、特にフランスとオーストラリアはそう思いました。
仕事の優先順位が日本と全然違う。

よく言えばゆとりがある。

悪く言えば適当。いや甘い…超適当(笑)

今いる宿のスタッフは

仕事中なのにソファースタッフであろう

彼氏とイチャついてます。

さすがにやり過ぎでしょう。

その超適当な働き方でも仕事が成り立つんだと感心することもありました。こんなにも違うんだなと。

しかし日本では

仕事が最優先。

仕事が生活の中心。

仕事に人生を捧げる。

これを目指さなければいけないような
そんな雰囲気は僕は感じてきました。

それがだいぶ息苦しかったです。

海外の方たちは仕事とプライベートをきちんと分けて、仕事以外の時間を楽しんでいることが多いです。

仕事ができないと思われても仕方ありませんが僕が働いていた時、たまにできた休みは
疲れきっていて休養に充てて終わるという
残念なことが何度もありました。

土日も部活で働き続けていたので
そうしないと体がもたないからです。

海外の人達は、仕事の優先順位が日本と比べるとずいぶん低いと思います。家族や友達との時間、趣味や楽しむことを大切にしている。

仕事はだいぶ下。

労働時間が短くて有名なフランス。
フランスの有給休暇は年に2ヶ月。
法律で休むよう決められています。

これすごくないですか?

国が理解を持ち
バカンスを満喫できるように
配慮しています。

正直うらやましいっす。

日本もなんとかならないかなと
本気で思います。

その他にも、世界のいろんな国の人達と何気なく会話をした時の共通項。

『一日の労働時間は8時間以内』

ドイツ、フランス、フィンランド、スペイン、モロッコ、カナダ、ウクライナ、チリ、アルゼンチン、サウジアラビア、そしてアメリカなどなど。

それに対して僕の日本でのオーソドックスな働き方。

『平日14時間。土日も部活で休みはない』

もちろんもっと長い時などざらにある。

これを話すと帰ってくる反応はこの2つ。

『Crazy』…イカれてる

『Slave』…奴隷

その時の日本人にはないリアクションは
新鮮で面白かった。

特に始めてそういう話をした時のスペイン、チリ、ロシア人の反応は今でも鮮明に覚えています。

マンガみたいに固まってました(笑)

話を戻しますが
海外では仕事の時間が終われば
スパッと切り替える。

実際に体験したこともあります。

例えばダンスレッスン。

ロサンゼルスでJoesar Alva先生のレッスンを受けました。(とにかくカッコいい。興味ある人はYouTubeを見てください♪選曲も振りもカッコ良すぎます!)

一時間半のレッスンが終わると
スパッと切り上げて帰って行きました。

これだけ見ると感じ悪いと思う人がいてもいけないので、言っておきますが
とても丁寧で教え方もうまい素晴らしい先生でした。

日本でもいろんな方のダンスレッスンを
受けたことがありますが

終わってからもわからない所を
教えてもらう姿や雑談して過ごす姿を
見てきました。

ダンスの先生はレッスンは終ったのに
いつまでたってもスタジオにいる。

ところがアメリカでは
自分の役目が終わればすぐ次。
いい意味で本当にドライ。

これは気持ちよかったです。
ちょっと憧れたし

これまたカッコよかったです!

また、他の国の学校の様子を聞いたりした。

海外の多くの学校では、先生は生徒や保護者に電話番号など絶対に教えない。

教えていると言ったら

『何でそんなことするんだ』

と怒り気味で言われました(笑)

仕事が終われば、先生のプライベートを邪魔してはいけないし、先生も自分の時間を大切にするのがあたり前だという共通理解があるからです。

ある航空会社で

勤務中にも関わらず

フライト時間がオーバーしたので
目的地手前で着陸し
ストライキを起こしたという話を聞きました。

勤務時間はここまで。

勤務時間は終わってる。そういう契約なんだから守ってもらわないと困るという言い分。

極端な例かもしれませんが
働く人の自分の時間を大切にすることの
重要性が伝わると思います。

日本ではズルズルと仕事をしてしまう
そんなことが多いです。

仕事をスパッと切り替えられない状況に
愚痴がこぼれるのも無理はないかもしれません。

たまには勇気をもって
スパッと仕事を切り上げて
仕事以外の時間をエンジョイしても
いいのではないでしょうか?

【おわりに】

いかがだったでしょうか?

世界屈指のストレス大国である日本。

少しだけでも客観的に見るきっかけになったのではないでしょうか。

世界の国々の様子を知ることで

『日本の常識は世界の非常識である』

この意味がわかってくると思います。

『少しだけ視野を広げてみる』

そうすることで根拠もなく

『自分はダメだ』

と思うことを防ぎ

自分を客観的に見つめ

『自分は頑張ってるんだな』

『世界と比較したらよくやってるじゃないか』

そういう自分の頑張りに気づいてもらいたいです。

偉そうなことは言えませんが

もう少し休養したり自分の時間を楽しんでも

いいんじゃないかと思います。

そして僕は
職場のたくさんの先生方が
一生懸命頑張っている姿を間近で見てきたし
それに刺激を受け自分も頑張ってこれました。

それでも、まだ自分の時間を削り
苦しそうに追い詰めていく同僚をたくさん
知っています。

だから、世界の働く様子を少しでも知ってもらうことで、みなさんが自分自身をもっとほめてもらいたい。

そして、頑張っている分、ちゃんと休んで元気になって自分の時間も大切にしてほしいと思います。

自分にできることは限られているかもしれませんが、ブログに書くことで誰か一人でも救われる人がいたら、こんなうれしいことはないと最近よく思います。

それを信じて自分の経験を
自分というフィルターを通して
自分の言葉をブログで発信していきます。

明日死ぬかもしれないと思ったら
形として残したいので
そういう意味でもブログを書いています。

先生みたいに堅苦しい書き方ですみません。

職業病のようです(涙)

今回もお付き合いいただきありがとうございました!

心も体も元気に!

人生を楽しんでいきましょう!!

それではまた!