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【受験生へ】19歳の僕が書いた合格体験記 

【受験生へ】19歳の僕が書いた合格体験記 

【受験生へ】19歳の僕が書いた合格体験記

 

今回の記事が、受験で苦しんでいる学生に、ほんの少しでもお役に立てたら嬉しいです🌸

☆ただし、睡眠はとりましょう!健康第一!ここは外してはいけないと今の僕は思っています。

☆見出しの写真は、大学時代の僕。

髪もボサボサ。必殺ジャージ姿でございます(笑)

 

タイトル:部活だけでなく、勉強だけでもない、両方頑張れる高校生になってください。

 

東京学芸大学 教育学部D類保健体育科

氏名 真崎憲二

 

今、改めて思い出してみると本当に充実した高校生活でした。3年生の7月の終わりまでは、野球一色の生活でした。全くという程、勉強のできない人間でした。

 

部活が終わる前までの僕の成績は本当にひどいもので、今考えてみると恐ろしくなる程で、偏差値30代はあたり前、20代もざらでした。追試、補充も常連で、授業中もほとんど寝るか、しゃべっているかといった感じでした。まさに絵に書いたような落ちこぼれでした。

 

そんな僕が唯一やりきったと誇れるものが野球でした。今、僕がこうして大学に合格することができたのは、一つのことをやりきったという自信があったからだと思います。部活でも他のことでも一つのことに一生懸命になれる人は、必ず勉強もできる、そう思っていいと思います。

 

とはいっても、最後の大会が終わった時は、今まで全くといっていい程手をつけていなかった勉強と向かい合わないといけなくなった時は、恐くて眠れないくらいでした。その時の僕の実テの順位は、後ろから3番だったと思います。

 

これから自分がどうなるのかわからない不安でつぶされそうだったし、もう部活ができないという気持ちで自分を見失いそうだったけど、野球の道具、また、野球に関係のある物全て、目に入らない所に片付けて、2日後からは、勉強に本腰を入れました。夏休みということもあって、1日15時間の勉強を続けました。

 

この時期は、遊ぶ人と勉強する人との差がはっきりつきます。気合いを入れて臨んで下さい。不安な時は、不安が消えるまで勉強するしかありません。ひたすらやって下さい。それしかありません。逃げてばかりでは道は開けません。頑張って下さい。

 

勉強というのは自分でやるものです。人にやらされる勉強では力はつきません。自分で計画を立てて取り組むといいです。自分で決めた方が絶対やる気がでます。そうでないと長続きしないし、センター試験後の二次試験の取り組みの時、何をやったらよいのかわからなくなるので、自分で計画することをおすすめします。

 

僕は個人的には塾は反対でした。お金はかかるし、行くのに時間はかかるし、合格する保証は全くないからです。僕の周りでも、塾へ行っても受験に失敗してしまった人がたくさんいます。浪人ではないのだから、学校という学ぶ場があるので、まずそこを活用して下さい。自分でやってわからない時は、友人や先生にきくと良いと思います。僕も数学でよく教えてもらいに行きましたが、いやがらないで本当に親切にして頂けました。必ず力になってくれると思います。

 

〈勉強計画について〉

とりあえず、ほとんどの科目を毎日続けました。1日1、2科目に絞るという人もいますが、英語の長文、生物の暗記すべき用語、数学的な勘といったように毎日続けないとすぐ落ちてしまうようなことがあるので、やった方がいいと思います。

 

平日でも、一日10~11時間、授業を除いて勉強できたので、工夫次第で時間はいくらでも作れます。ちなみに僕は、9月から12月半ばまで、毎日3時間しか寝てませんでした。人の体は、3の倍数の睡眠時間が良いのでみなさんにもおすすめします。

 

英語

やはり長文です。毎日やる事。訳を参照しながら英文を口に出して読んで下さい。英文を読んで訳が頭の中で流れるくらいまで読んで下さい。実はこれが超おすすめのやり方で、単語も覚えられるし、発音練習になるし、なによりも英語的な感覚がつかめるようになって、速読の練習になるからです。是非やってみて下さい。

 

文法問題は、一冊決めて繰り返しやったり、模試の文法問題をやぶって集めてファイルして何度もやるのもいいと思います。模試の問題は、受験界のプロが重要なのを集めた、良い問題が多いので何度も復習するのがベストです。

 

国語

現文は、『出口現代文入門の実況中継』がおすすめ、解法のコツがつかめると思います。古文は、単語、助動詞、古文常識を知っているだけで解けるときがよくあるので知っておくといいですよ。

 

数学

一番苦手なのでパス。ただし、苦手だからといって、目をそむけないこと。逃げない勇気と根気が必要。大嫌いだったが毎日やった。他の人のを参考にして下さい。ゴメンナサイ。

 

生物

今、2、3年の人が使っているセミナーを8月初めから9月終わりまでに4回やりました。基礎が固まればおもしろいように伸びる科目です。かなり得意になったけど、センターにはやられてしまいへこまされました。やった分だけ結果に出やすい科目です。

 

倫理

2次試験で社会のない人で、センターでこれを使える人は、倫理受験をおすすめします。一年あれば、必ず極めることができるからです。日本・世界史の覚える量の3分の1もないと思います。まず教科書を何度も読むこと。9月までに、教科書の内容を一通り大まかでよいので、自分でまとめて下さい。

 

その時は、いやという程余白をのこすこと。これがポイント。授業で新しく知った大切な用語や、模試での復習で学んだこと、解説に書いてある重要語句をどんどん加えて、自分なりの最高の参考書にするつもりでつくって下さい。これは本当に超オススメです。(一科目に絞った方が気合いが入っていいと思う。ちなみに僕も倫理一本で勝負しました。)

 

2次試験に向けて

センターが終わったら、自己採点がどうだろうと、他の人が何をしていようとすぐ切りかえること。僕の周りを見ていたら、すぐに取り組み始めた人はほんの一握りだと思います。裏をかえせば、他人に差をつける最後のチャンスです。あと少しの辛抱です。ラストスパートを必ずかけて、最後まで気を抜かないことです。

 

センター失敗した人は、死ぬ気でやりましょう。充分逆転の可能性はあると思います。くれぐれも体には気をつけて。

※試験の時には、開始30分前に甘いものを食べると集中力が増すので覚えておくといいですよ。

 

こうして、改めて振り返ってみると自分でもよくここまで勉強できたと感心します。今、成績が悪い人は、この先自分より上の人を追い抜いたらどれだけ面白いか考えてみて下さい。上位の人には悪いですけどたまりませんよ。その喜びを味わえるのは、成績下位の人の特権なのです。得したつもりで、この先頑張りましょう。

 

最後に、大学は本当に楽しいです。いろんな人がいます。いやマジで。本当に勉強になります。楽しいですよー。そんな楽しい大学にあと少し勉強を頑張れば入れるのだと信じてやってみましょう。みなさんの健闘を祈っています。偉そうに書いてゴメンナサイ。