おしがくノート

【No.314】石原鉄也先生から学んだ3つのこと

はじめに

おしえるがっこうでも「こどもデザインけいえい」の講師をしていただいている石原鉄也先生。当時39歳で現役の教員だった自分が、毎月経営を学ぶために受講した講義で私の人生は本当に180度変わりました。若山陽一郎さんのご紹介で出会うことができた石原先生から学んだ3つのことを明記させていただきます。

出会いで人生が変わる

とてもよくしていただいていた、信頼する若山陽一郎さんからのご紹介で石原先生の講義を受講することを決意。教員から独立するためにも経営を学ぶ必要があったのですが、正直半信半疑。楽しみな気持ちはもちろんありましたが、長年の教員経験があったのでどれほどの授業なのか疑っていた自分もいました。しかし、授業が始まり、電撃が走ったのを今でも覚えています。面白い、わかりやすい、そして何より深い深い学びがある。ただただ楽しくて、気づいたら前のめりでその講義に引き込まれていました。

授業の中でも疑問があればすぐに質問し、感想も自分の精一杯をお伝えさせていただきました。初めてお会いしてから3年が過ぎましたが、今ではおしえるがっこうでの授業だけでなく、石原ゼミ、全国の虎翼塾でもご一緒させていただき、公私ともにたくさんの場面でお世話になっています。おしえるがっこうの「先生がお金を払うこと」や、学校名、HP,ロゴでも多大なご協力をいただいたおかげで、今の私の活動である「おしえるがっこう」があります。2019年の12月25日におしえるがっこう設立を決意し、3か月で実現しました。石原先生との出会いで、本当にこの世にない新しい学校が生まれ、人生が大きく変わりました。この私の実体験からも。『出会いで人生が変わる』というのは、本当だと私自身、身をもって学ばせていただきました。

デザインの奥深さ

石原先生から、経営と共に学んでいるのがデザインのこと。デザインとはイラストや名刺のデザインくらいのことだと認識していましたが、浅はかでした。授業をよりわかりやすく伝えるためであったり、やる気をデザインしたり、思考の余白をデザインしたり、行動や感情までもデザインしていることに気づきました。この積み重ねで、授業自体をデザインしたり、しては参加者の人生のデザインすら良い影響を与えてくれるものであることに気づいてしまいました。

なぜこの言葉なのか、なぜこの色なのか、なぜこの位置なのか、なぜ余白があるのか、なぜ一文字一文字大きさを変えているのか。そこに込められた、意味や思い、価値を知るとその奥深さにますますのめり込む自分がいます。以前、宮本武蔵の五輪書には、「構えのすべてに意味がある」ことが書かれていたのと通じるなと感じました。言葉も行動も、表情も声のトーンすら、自分でデザインすることで相手への伝わり方も変わってくる。デザインは、自分も相手の脳内や人生さえも変えていく力があることを石原先生から学ばせていただきました。

目指すのは心に火をつける教育者

楽しい!もっと学びたい!実際やってみたい!知る、わかるだけでなく、やってみるまで行動を起こす受講者はたくさんいます。教育現場で20年やってきた人間にとって、自ら行動させる所までもっていくのは簡単でないことは痛いほどわかります。それにもかかわらず、石原先生への質問する人が増えてきたり、学んだことを人に伝えたりSNSでアウトプットしたりする仲間もたくさん出てきています。それだけでなく、授業やゼミの復習会が自主的に誕生したり実際に小さいながらもビジネスが生まれたりしています。

本物の教育には力があります。人を変え、社会を変え、世界を変えていくこともできることを再認識できただけでなく、誰かの心に火をつける、そんな教育者を目指したいという気持ちを改めて強く決意させていただきました。石原先生との出会い、そして学びのおかげで、自分が目指したい教育者の姿、歩みたい人生すら鮮明になってきました。私も心に火をつけていただいた一人です。今度は自分がだれかの心に火をつける。そんな教育を実現して参ります^ ^

おわりに

石原先生から学ばせていただいたことは数えきれませんが、今回は敢えて3つ書かせていただきました。「出会いで人生が変わる」、「デザインの奥深さ」「目指すのは、心に火をつける教育者」ぜひ読んでいただいてる方も何かのヒントになっていただければ嬉しいです!実際に、おしえるがっこうの授業でも受講可能です。ぜひ石原先生に直接、もしくはオンラインでつながっていただけたら幸いです^_^🌸