おしがくノート

【No.351】ペスタロッチの心 ~大教育者の晩年~

スイスの大教育者ペスタロッチ。
私が教員を目指し、勉強していく中でその存在を知りました。
まだまだ勉強不足でしたが、おしがく教師コースの動画を撮影した直後に、ペスタロッチの晩年のエピソードに出会うことができました。

▼一人の老人が杖をつき、何かを拾いながら歩いていた。
それを見かけた警官が、不審に思って尋ねた。この警官は、昨日も、老人が何かを拾いながら歩いているのを目撃していた。
「いったい、何を拾っているんだい」
老人は笑って答えた。
「お目にかけるようなものではないが……」
警官はますます不審に思い、無理やりポケットの中を調べようとした。老人は仕方ないという顔でポケットに手を入れた。そこから出したものは、ガラスの破片であった。
警官は問いただした。
「これを拾って、どうしようというのかね」
「もし、子供たちが踏めば、怪我をするかもしれないからね」
老人は、また、ガラスの破片を拾い始めた。この老人こそ、不世出の大教育者ペスタロッチであった。▼

感動しました。
電撃が走りました。

教育の究極の形なのかもしれません。
ペスタロッチの心を感じ取れるエピソードでした。

読んでいただき、ありがとうございます。

楽しく生きよう^_^🌸