おしがくノート

通りすがりのおばあちゃん

今日は人と会う約束があり
朝から電車に乗って名古屋へ。
ギリギリのタイミングで
革靴でダッシュして駅に向かう。
たまたま通りがかりに
ちょっと気になるおばあちゃん。
2つ杖が地面に置いてあって
立ち上がりそれを持つおばあちゃん。
どうも様子がおかしい。
足元がよたよたしていて
妙に違和感があった。
次の瞬間、おばあちゃんが倒れ頭をうった。
急いで駆け寄る。
おでこから血がでている
やっぱりさっきも転んでいたみたい。
意識もしっかりしていたから
家の場所を聞いておんぶして運んだ
30mほど先にある家まで。
僕にとってはすぐそこ。
玄関に到着して、旦那さまが出てきてくれて
おばあちゃんも安心してくれました。
旦那さまに事情を伝えてひとまずほっとしました。
電車に乗りながら
これを書いています。
頭をよぎったことが2つある。
1つはおばあさんにとっての距離。
僕にとっては目と鼻の先。
両手に杖を持ち
両足を震わせながら歩いていたおばあちゃんにとって
家までの距離は果てしなく遠かったのかもしれません。
誰もいない所で転んでいたから痛かっただろうし、怖かったと思う。
具体的には思い出せないけど自分も似た経験をしてきた気がする。
だから偶然でも気づけて本当によかった。
話は少し変わりますが僕はこどもの頃
そういうお年寄りの姿をばかにしていた。
そうやって笑いをとろうとしていた。
実際に大変な思いをしながら生活していることがわかると
すごく心が痛むし、愚かだった過去の自分を恥じました。
年を取った自分の両親の姿が
さっきのおばあちゃんの姿に重なる。
お年寄りを大切にしよう。
そして親を大切にしよう。
今の自分の元気な体に感謝したくなりました。
今日も読んでいただきありがとうございます!!
楽しみながら、共に顔晴りましょう^_^🌸