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【タンザニア】タクシーの常識を疑え!恐怖で学んだ2つのこと

【タンザニア】タクシーの常識を疑え!恐怖で学んだ2つのこと

【タンザニア】タクシーの常識を疑え!恐怖で学んだ2つのこと

みなさんにとってタクシーはどんな乗り物ですか?

電車やバスに比べると
だいぶ値段も高い。

その分きれいで
行き先も融通が効くし
便利な乗り物ではないでしょうか。

わかりやすいイメージは

『便利・安全・わりと高級』ではないでしょうか?

今回はタンザニアで出会ったタクシーを
ご紹介します。

☆ダルエスサラーム国際空港

【利用の目的】
宿からダルエスサラーム空港へ行くために
利用しました。約10㎞。

【料金】
40000シリング(約2000円)
※タンザニアではやはりかなり高い

【シートベルト】

なし。

かなり道が混んでいて危険を感じた。

シートベルトを締めようとするが
そもそもシートベルトがなかった。

その代わり
上の捕まる部分で
安定した姿勢を保とうと試みた。

【上の捕まる部分】

ある。

しかし、片方外れている。

ずっと揺れる。

むしろ動揺して揺れは大きい。

シートベルトの代わりにつかんだので

心のダメージは結構あった。

真面目に捕まろうとしていた自分が

心なしか悲しかった。

夏場で緊張もあり
暑く感じたので窓を開けようとした。

【窓】

開かない。

開ける装置が丸ごとない。

ここはアフリカ・タンザニア。

潔く観念した。

もう逃げ場はない。

むしろドアが開くのかすら
心配になってきた。

不安に追い討ちをかけるかのように
雨が降ってきた。

結構強くなっていく。

心を落ち着かせようと外を見る。

どこか違和感を感じた。

ん?

救急車…?

アフリカに日本の救急車?

窓の外すら僕を混乱させる。
もう逃げ場はない。

この運転手さんを信頼するしかない。

そう信じて運転手を見ると
渋滞にキレまくっている。

ダッシュボードを叩きまくり
イライラがエグい。

キレすぎて窓から唾を吐いていた。

さらに雨がひどくなる。

アフリカ特有のスコールのようだ。

頼みの綱の運転手を見ていると
なんだか様子がおかしい。

窓からしきりに顔を出しながら
猛スピードで運転している。

渋滞が終わったし
顔を出す必要はない。
外は雨が凄いし。

フロントガラスは水滴で全然見えない。

なぜワイパーを動かさ…

ワイパ…

ワイパーがないっ!!!

軽く立ち上がって確認したけど

ワイパーらしきものがない。

フロントガラスから前は
大雨で何も見えない。

モザイクよりひどい。

そしてハンドルの前に頭がないのがおかしい。

運転手さん頼む。

ゆっくり行ってくれ。

こんな所で死にたくない。

いや、ボロボロのタクシーが原因で
死にたくない。

『あいつボロボロのタクシーが原因で死んだらしいよ』

ってマジで言われたくない。

窓から顔を出しながら、猛スピードで突っ走る運転手。

ぬぉぉぉ!!!

死ぬーーー!!!

ガチで笑えない。

しかし、ここはアフリカ、タンザニア。

日本じゃない。

受け入れよう。

他の国の文化を受け入れよう。

僕はもう笑うしかなかった。

笑う門には福来る。

頼んます

左手にようやく空港が😍

命からがら無事に到着。

長かった。

とにかく無事についてよかった。

ありがとう運転手さん。

おかげさまで、僕は今も元気にやっています。

タクシーの利用方法

○タクシーは乗る前に装備を確認すること。

○笑うといいことがある。

きっと♥