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海外で磨く教員力!参加しやすい研修プログラムをご紹介します!

海外で磨く教員力!参加しやすい研修プログラムをご紹介します!

教員の方々の中には、志が高い方が多くいらっしゃると思います。

「今の、私の授業スタイルでいいのだろうか?」

「海外ではどのように授業を組み立てているのだろう?」

教員生活に慣れるにつれて、徐々に新たな目標が見つかると思います。教員としての腕前をより一層磨きたい方、幅広く人とのつながりを増やしたい方、海外の教育スタイルに興味のある方、興味や関心、目指す方向性は人それぞれだと思います。そうはいっても、「海外研修って、どうやって参加すればいいの?」と思われる方もいらっしゃるでしょう。今回の記事では、海外研修への参加の方法について、お話をさせていただこうと思います。

 

1、JICAを経由して研修に参加する方法

ⅰ. JICAとは、

独立行政法人国際協力機構(以下JICAと略)の教師海外研修に参加するという方法があります。この海外研修では、発展途上国に行って、現状や日本との関わりを見ることにより、国際的な観点から日本へを理解を深めることにつなげることを目的の一つとしています。また、この海外研修は教育現場において国際理解に基づいた教育に取り組む中核的な役割を担う人材を育てることにも視野に入れています。

ⅱ. 費用面の話

現地での食費、宿泊費、追加保険の加入費用などの個人負担分の費用が10万円ほどかかります。それ以外の渡航費、JICA規定分の海外旅行保険費、現地視察に係る費用、海外での空港使用税はJICAが経費を負担してくださいます。

ⅲ.研修プログラムは何日間ある?

一般的な学校の夏休みに該当する日程で現地にて14日間の研修を受けることが出来ます。日本国内において、土日を使って二日間の事前研修、事後研修や実践報告フォーラムを各一日ずつ参加すれば良いので、ただでさえ忙しい本業部分の業務に支障が出るほどの負荷はかからないようです。

ⅳ.研修の内容は?

事前研修では、チームメンバーと一緒に参加型学習で親睦を深めます。研修の性格上、チームメンバーに学び、現地の教員や子どもたちに学ぶスタイルのようです。

↓詳しくはコチラ↓

JICA中部 2019年度 教師海外研修 募集要項

 

2、民間の旅行業者経由で研修に参加する方法

 

ⅰ. 留学ジャーナル主催の研修に関する一例

留学に関する情報に強い株式会社留学ジャーナルという会社をご存知でしょうか?この会社が主催する英語科教員向けの研修がユニークです。教員向けの奨学金制度による海外の短期留学(2週間~4週間)です。

↓詳しくはコチラ↓

株式会社留学ジャーナルの奨学金制度

ⅱ. 費用面の話

この例では、日本国籍を持つ小中高校、高等専門学校、英会話学校の現役教員を対象に、Quality English認定校である13校で2~4週間の留学にかかる授業料と滞在費の奨学金が給付されます。

株式会社留学ジャーナルの奨学金制度の詳細

ⅲ.研修の内容は?

授業内容は総合的な英会話を基礎から学ぶ「一般英語コース」が中心で、海外留学が初めての方も大丈夫なカリキュラムとなっております。ご自身の英語力を伸ばしたいとお考えの方や、留学経験を積んで生徒への指導に活かしたいとお考えの現役教員の皆さまにとっては、質の高い語学学校で学ぶまたとない良い機会です。

 

3、ちょっとだけお手軽!北欧での教育の最先端を体感する方法!

ⅰ. 北欧の教育視察ツアーとは?たとえば、オランダの教育ツアー

2013年に子どもの幸福度世界一の座に輝いたオランダは、教育の分野のみならず保育、児童福祉、環境政策、民主主義の先進国です。視察のテーマも高齢者介護、障害者支援、教育、保育など多岐にわたるテーマに対応できます。

ⅱ. 費用面の話

費用は、大人一名での参加の場合と二名以上での参加の場合や出発日によって価格が異なっております。詳しくは、ホームページでご確認下さい。

↓詳細はこちら↓

株式会社かもめ オランダの福祉・教育視察ツアー

ⅲ.研修プログラムは何日間ある?

日程が六日間で組まれておりますので、自由時間にはアンネの家を訪問したりして過ごすということも出来ます。視察先は、希望にそって株式会社かもめが手配をして下さいます。

 

まとめ

今の教員生活との兼ね合いで、海外研修の準備に必要となる負荷の大きさを考えた場合、項目の上から順番に負荷が軽くなっていきます。文化も価値観も違う海外に行くことで、教員としても人としても一回り大きく成長できる可能性があります。外での研修を通じて見聞を広め、今の教員生活にプラスの効果があると良いですね。