過去の雑記

日本、世界の教育に革命を起こす~海外の学校との架け橋になる~

日本、世界の教育に革命を起こす~海外の学校との架け橋になる~

教育現場で戦う、熱意ある日本の教師たち

今、教育現場は本当に疲弊しきっていると私はずっと感じてきました。

世界基準からはかけ離れた仕事量。

ますます増える、責任や負担。

自身の生活、強いては人生をかけて、教育に奮闘する先生方をたくさん見てきました。

しかし、もう限界に来ています。

それでもなお、新たな取り組みや、時代の変化に合わせて、どんどん追加されてくプロジェクトや調査、これが教員がやらなければならないことなのか、到底理解できない内容のものが溢れ返っています。

頑張っている先生ほど、責任ある先生ほど、向上心のある先生ほど、潰れていくように思えてなりません。

特に、若い先生、中堅として中核を担う先生。

その先で、影響を受けるのは子どもたちであり、これからの世の中です。

 

私は、力があるわけでも、実績があるわけでも、影響力があるわけでもありませんが、指をくわえてじっと見ているのは我慢できません。

だから、書くことにしました。行動することにしました。挑戦を始めました。

突破口は、世界の教育現場を知り、教育界の意識革命

日本の現場の最前線で戦っている教員が、自分の意思を持ち、本気で日本の教育を変えていく意識を変えなければなりません。

現場の教員が声を上げれば、現場の教員が行動すれば、現場の教員が団結すれば、必ずこの現状を変えていけると私は確信しています。

そのためには、世界の教育現場を知る必要があります。海外の教育方法や理念を学ぶとかはその後でいい。

まず、いかに日本の教育現場が世界基準からかけ離れ、時代遅れのシステムを維持し、教員を苦しめ、子どもたちを苦しめ、明るい未来に逆行させてるか。その現実を直視し、教員の意識を変えていかなくてはならないと私は思っています。

 

世界のあたりまえ。

教員は

クラス経営していません。

部活動指導していません。

校務分掌ありません。

 

勤務時間を超えて働いていません。

休日出勤していません。

家族や友人恋人との時間を失ってはいません。

 

勤務時間前にいろんな当番等ありません。

生徒の欠席対応していません。

教科指導以外の様々な調査などありません。

 

毎日の生活に疲弊しきっていません。

自分を信じる気持ちを失っていません。

自分の生き方に悲観していません。

 

学校教育も、日常も、人生も諦めてはいけない。

全部否定するのではありません。

希望制にしたり、外部委託するのです。

そのために、政治を変え、教育にかける予算を上げることも不可欠です。

今回は、自分ができることで話を進めます。

私の極めて偏った意見かもしれませんが、一人一人の先生が自分の人生に責任をもち、本当はどうしたいのか。

真剣に自分自身の心の声を聞き、実際に現場で対話し、声をあげていくことが必要ではないでしょうか。

 

もちろん文句ではなく意見です。

この時代にあった、継続可能な教育の形に成長させるための意見です。

民衆が国を作るなら

教員、生徒が教育を作るべき。

それに関わらないことなどありえない。

 

もちろん、目指す先は教員のためだけではいけない。

子どもたちのためだけでもいけない。

教員も子どもたちにも世の中にとっても良くなっていける道を見つけていくために、一人一人が意思を持ち、声をあげ、行動していくために、世界の教育現場を知り、教員の意識革命をしていく。これしかないと私は感じています。

 

海外の教育現場に触れた教員たち

海外研修、海外の大学へ行った方、海外の学校で指導したことがある先生は、私が知っている限り

『本当に良かった』

『羨ましい』

『ゆとりある教育は日本も取り入れるべき』

みな、口を揃えて言っていました。

私もタンザニア、ネパールの学校を始め、海外の学校で勤務した経験があるので、その感想には強く共感しています。

 

私が言いたいのは、『海外に行くことで意識が劇的に変わる』ということです。

私も、タンザニアでも1ヶ月、ネパールでも1ヶ月の学校現場の経験です。

私の周りでいた先生も、2週間〜3ヶ月の研修の方でも衝撃を受けるほど、海外の教育に感銘を受け、日本の教育現場との違いに苦しみながらも、目の前の現実と戦っていました。

 

つまり、短い期間でも日本の教員が海外の教育現場に行くことは、大きな意識革命になるということ。

そして、海外の教育現場を知らない教員が、ほとんどであるという現実。

 

この現状を打破するために、次のことをスタートしたのです。

 

日本と世界の教育現場をつなぐ架け橋になる

私は、日本と海外の学校をつなぐ架け橋になります。わかりやすくいうと、短期間でも、実際に海外の学校に行くことができる、見学できる、実際に指導ができる、そんな海外の学校とのつながりを作っていきます。

すでに、タンザニアのUzi Primary school

ネパールのKathmandu Vidya Mandir

を始め、デンマーク、アメリカ、台湾、カンボジア、タイ、中国などに、現地で働く教員や学校、教育施設との繋がりがあります。その繋がりをより深め、他の国にもその繋がりを広げていきます。

世界中に、日本と交流できる学校を作ることにより、日本の教員が、海外の学校に気軽にいけるようにできます。

日本の教員の意識を劇的に変えていけます。

今までは、JICAなら2〜3年間の長期間しか実現できなかったり、民間の海外交流システム制度(100万円以上の負担)がかかるものしかないため、海外交流は現実の選択肢にすら上がらないものでした。ちなみに私は2つとも申し込みましたが最終的に実現できませんでした。

この画期的なシステムを使えば、夏休みや冬休みなどを利用して、100万円単位に比べればはるかに安値で参加できます。

有給休暇と土日を組み合わせたり、テスト週間を利用して、海外の教育現場に行くことすら可能になっていきます。

日本の教育現場に最も必要な循環が生まれます。

 

教員だけではありません。

高校生や大学生などの学生も海外の教育を知ることもできます。

 

また、将来教員を目指している教員志望の学生が、教員になる前に、世界の教育を知ることすらできる。海外の現場を体験することができる。他の職種は、海外のインターンがたくさんありますが、教育に関しては日本国内のみでした。

 

このシステムを作り上げて行くことが、教育現場を根本から大きく変革させることができるのです。

 

これが、私が考えている『21世紀の教育改革』の1つの在り方だと確信しています。

 

期待できる効果

教員が生き生きしてきます!

それはなぜか。

海外へ行くこと自体楽しいからです。

いきたい国ならなおさらです。

堅苦しい話を抜きに、教員だって一人の人間です。

一度しかない人生を、悔いなく思い切り楽しみたいはずです。

 

海外に行き、やりたいことをやっている大人が楽しくないはずはありません(笑)

輝かないはずがありません。

 

僕は、世界を周りながらお触れてきた感情は

『子どもたちに伝えたい』

この一点でした。

 

自分が体験したことを、楽しそうに生き生きと伝えていくことほど、いきた教育はありません。

先生は勝手に伝えるための努力をします。きっとそれを努力とも感じないで、楽しみながらやれるはずです。

 

身近な大人である先生が元気であることが、子どもたちにとって最も大切な教育環境の1つ。

それが、学ぶ楽しさを肌から吸収し、教育に希望を持ち、大人になること、生きることに希望を見出す子供達を育てていくことになるはずです。

一人の教員が変わり、一人の子どもが変わり、1つの教室、1つの学校が変わっていくことが広がれば

教育が変わり、日本が変わり、世界が変わっていくと私は思えてなりません。

 

そのために必要なこと

世界中に拠点となる学校とつながる

この7月に、私は早速タンザニアにの2つの学校に行きます。以前お世話になった学校にも行きます。

それにより、より深いつながりを作り、その輪を広げていきます。

お互いプラスになるマッチングを目指す

交流する教員や学校が、双方にとってプラスになる学校を持っておくことが必要です。

例えば、私のように『道具がなくてもスポーツを楽しませられる指導力』を育てたいとなれば、タンザニアのUzi Primary School は素晴らしいマッチングになります。なぜなら、全く道具がない中で、スポーツを楽しんでいる現状があるからです。

私にとって大きなプラスです。

そして、私が持っている、様々な指導方法や教育理念などの情報だけでなく、私の人脈は、タンザニアの教育者や学校現場にとって役に立つことが必ずあります。

そういった、お互いが必要とするものをできる限りマッチングさせるためにも、より多くの世界の学校とつながりを広げていくことが、今後必要になっていくでしょう。

 

スポンサーの募集(継続可能なシステムを作るために)

だからこそ、お金が必要です。

せっかく世の中を劇的に良くしてくれるものであっても、資金がつづかなければ、継続することはできません。

そのために、常に資金が潤う仕組みを作る必要があります。

継続的に支援していただけるスポンサーを募集いたします。

 

教育に関心がある

教育の重要性がわかる

教育で世の中を良くしていきたい

 

そんな理念に共感していただける個人、企業、団体の方がいらっしゃいましたら

ぜひご連絡いただければ幸いです。

 

私の人生もいつ終わるかはわかりません。

1分でも1秒でも早く、この活動を軌道に乗せ、教育で世の中を明るく輝かせていくために、お力かしていただければ幸いです。

 

スポーツデザイナーけんじお兄さん(真崎憲二)